ザック |
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MILLET
ビクソン (35L/山小屋泊まり用) |
このザックはまずデザインがカッコ良かった。MILLETのザックはデザインが良い物が多いけれど、特にこのザックは色が良かった。ザックの色は青、赤、黒と原色そのまんまの安っぽい色が多いのだけどこのザックは他に無いような色使いが新鮮だった。 |
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Jack
Wolfskin ファンタジー (20L/日帰り用) |
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GREGORY
カトマイ (70L/テント泊用) |
使ってみて驚いたのが背中が全然蒸れなくて快適なことだ。大型ザックは背中との接地面積が大きくて汗蒸れしそうな感じがしていた。(現に以前使っていたザックは蒸れてどうしようもなかった) このザックは背中とザックとの接点が背中上部と腰の2点だけになるようにインナーフレームが形成されているので背中は意外と空いていて風通しが良くなっている。 その他、サイドに付いているポケットも重宝だ(写真のようにポケットにペットボトルを入れると歩行中でも水分補給が出来て重宝している) 良いザックなのではあるが・・・重い!しいて問題点をあげるとすればこの一点だ。 容量70Lでこれぐらいは普通なのかもしれないがザック自体で3kgの重さがある。ザックを地面に乱暴に投げ出しても、背負い投げをしてもビクともしないほど布地が厚く丈夫に作られている。底面はゴムコーティングしてあるので濡れた地面に置いても大丈夫だし、これって長所だとは思うのだけれど、その分重くなっている。もう少し薄手の布地でも良いのでは?と汗の量に比例して思えてしまう。 それに例えばデイジーチェーンは使わないし、フロントジッパー(直接、ザックの中身を取り出すための)も意外と使わないし、これらが付いていなければもう少し軽くなったのでは?と思う。 ウエストベルトもやたらと長い。長すぎるベルトは切って少しでも軽く!と言う人がいるがはたしてそれでどれ位軽くなるかは疑問だからこれは長いまま使っている。 <でかザックの選ぶ時に> テント泊をする場合、どれくらいの容量のザックを買ったら良いか? ズバリ!60〜65リットルのザックをお奨めします。テント泊の場合は最小50リットルあれば大丈夫だし、現に私は以前使っていた50リットルのザックで10日間の縦走をやった事もあります。 だけど60〜65リットルのザックお奨めする一番の理由は・・・そのうちエアマットを使うようになるからです。 テント泊の装備を買い揃える時、一気に色々な物が必要なのでお金が乏しくなり、たいていの人は最初は安価なウレタンマット(銀マット)を購入しますが、これが使ってみると色々と不都合な点が分かってきて、そのうちにエアマットに買い換えるようになります(その理由はマットの項で書きますが)。 ウレタンマットはザックの外に付けますがエアマットはザックの中に入れるのでザックの容量が50リットリだと小さすぎるのです。 中には「オレは一生ウレタンマットを使い続ける!」「エアマットを買ってもザックの外に付ける!」と言われる人もいるかもしれません。がしかしマットをザックの外に付けていると岩場ではマットがズリズリと岩と擦れてしまって余計な神経を使うし、木々の間を歩く時も枝に引っ掛かって邪魔だし、雨が降ればマットがザックカバーとザックの間に作った隙間から雨水が浸入してザックがびしょ濡れ・・・とマットの性能以外にもエアマットにしてザックの中に入れた場合の利点が多いように思います。 また当初は夏山だけのテント泊のつもりが春や秋にも幕営をするようになると装備の量が一回り大きくなり、とても50リットルでは収まりきれなくなります。 昔から”大は小を兼ねる”と言われるように80リットル以上のザックではどうか?と考える人もいるかもしれません。ですが”でかザック”は布地も厚く丈夫な物が使われていますので容量が増えるとザック自体の重さもそれに比例してズンと重くなってしまいます。 今私は70リットルのザックを使っていますが一、二泊では少し大きいかな!という感じです。 |
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